
少子高齢化といわれている日本では、子どもの代わりに犬を飼うことを選択する夫婦が増えてきました。
正直に言うと、子育てに比べると犬を育てる方が金銭面、体力、時間的にも楽に感じます。ただし、子育てと比較した場合であって、犬を育てるということ自体は大変です。
実際に私も夫婦共働きで犬を飼っていますが、「愛犬が老犬になったら今の働き方で大丈夫かな?」と思うことはあります。これから犬を迎えようと思っている夫婦共働きの方々も、老犬になったときのことをイメージしてみてください。
ただ、老犬介護が大変だから犬を飼ってはいけないことにはなりません。
このページでは、老犬介護と仕事の両立はどのくらい大変なのか、夫婦共働きにおすすめの老犬介護方法などを紹介します。
仕事をしながら犬を飼ってみたい方は、ぜひ参考にして犬を飼うか検討してみてください。
犬の老犬介護と仕事の両立の実態
犬の老犬介護と仕事の両立をしている家庭は、たくさんあります。
一昔前だと、仕事と老犬介護の両立は難しかったかもしれません。しかし、今は以下のような理由から、老犬介護と仕事の両立はしやすくなったといえます。
①ペットシッター・老犬介護士が増えたから
②老犬ホームなどの施設が増えたから
③在宅勤務ができる会社が増えたから
④ペットへの理解をしてくれる会社が増えたから
日本ではペットシッターや老犬介護士の資格ができたため、実際に職にする人が増えています。
また、それに伴い老犬ホームなどの犬の介護をサポートしてくれる施設も増加傾向にあるので、老犬介護と仕事の両立がしやすくなっているのです。
さらに、コロナが流行した2020年度以降は、在宅勤務を取り入れたり、出社と在宅勤務を組み合わせたハイブリッド勤務が可能な企業が一気に増えたので、老犬介護と仕事の両立がしやすい環境が整い始めました。
昔は「子どもとペットは別だ!」という考えが主流でしたが、今は犬も家族の1人と考えてくれる会社も増えたので、有休も取りやすかったりします。
このような理由から、今の日本では昔と比べると、老犬介護と仕事の両立はしやすくなったと言えるでしょう。
老犬介護で仕事をやめる人も多い
老犬介護と仕事の両立はしやすくなってきてはいますが、老犬介護をきっかけに仕事をやめる人もいます。
実際に私も老犬介護が必要になったら、退職という選択をするでしょう。
なぜなら、今までたくさん愛情を持って育て、一緒に思い出を作り、幸せな気持ちにさせてくれた愛犬と最後まで一緒にいたいからです。
ペットシッターや介護施設に預けるのも選択としてはありですが、極力自分で最後まで面倒を見てあげたい気持ちがあります。きっと犬も老犬になって体中が痛いときは、大好きな飼い主にそばにいてほしいと思っているはずです。
慣れない環境、慣れない人に面倒を見てもらうよりは、犬も信頼のある飼い主に面倒を見てもらえる方が絶対に幸せと思っています。
老犬介護にかかる費用は?
犬の老犬介護をする上では、それなりの費用がかかることは覚悟をしておいてください。
介護にかかる費用はどの程度の介護レベルかによりますが、今までよりは確実に費用がかかるのは確かです。犬の老犬介護にはいくらくらいお金がかかるのかは、以下の記事で詳しく書いてます。
老犬になってからの費用を抑えるためには、いかに若いころから健康面のサポートをしておくかによります。
以下のことを若いころから意識しておくと、健康的に老犬期を迎えられる可能性が高くなるでしょう。
- バランスの良い食事を与える
- 1年に最低1回は健康診断を受けさせる
- 弱点をサプリメントで補う
- 東洋医学を取り入れる(漢方、鍼灸など)
- 運動をしっかりする
- 適切な環境で飼育する(室温など)
- しつけをしっかりする
特に漢方や鍼灸は、若いころから取り入れることで体質を根本的に変えることができます。
また、自然治癒力も向上するので、老犬になってからも元気で過ごせる確率は高まるのでおすすめです。
老犬介護でやること一覧
老犬介護でやることをリストにまとめたので、参考にしてください。
環境の整備 |
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食事・水分管理 |
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排泄ケア |
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健康管理 |
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運動・リハビリ |
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精神的ケア |
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移動補助 |
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緊急時への備え |
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日々の観察と記録 |
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飼い主自身のケア |
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老犬介護には時間がかかる
老犬介護は愛情と忍耐が大事ですが、多くの飼い主様はここはクリアすることができます。
状況によってクリアが難しいのが、「時間」です。
職種や家庭環境によっては、どうしても時間が取れないこともあり、老犬介護と仕事の両立ができない飼い主もいます。しかし、それを理由に犬の介護を放棄してはいけません。
時間が取れないなりに工夫をすることで、この「時間」という問題も解決することができます。
このあとに、時間が取れない共働き夫婦にもおすすめの老犬介護方法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
共働き夫婦必見!おすすめの老犬介護方法
老犬の介護は愛情と時間が必要ですが、共働き夫婦にとっては両立が難しいと感じることもあるでしょう。
そこで、限られた時間の中で効率的に介護を行うためのアイデアを具体的にご紹介します。
①どちらかはテレワークにする
テレワークは、愛犬のそばにいながら仕事ができる理想的な働き方です。
近年、リモートワークを許容する企業も増えており、柔軟な働き方が実現可能です。テレワーク中は、こまめに愛犬の状態を確認したり、短い休憩
時間を利用してケアを行うことで、愛犬も飼い主も安心して過ごせます。
②いっそのこと起業してみる
思い切って起業を考えるのも一つの方法です。
自由な時間を確保できるため、介護に充てる時間を大幅に増やせます。特にペット関連のビジネスであれば、愛犬の経験が大いに役立つでしょう。
例えば、老犬のケア用品や食事サービスを提供する事業を始めれば、社会貢献にもつながります。
③家族に協力してもらう
夫婦だけで全てを抱え込むのではなく、親や兄弟、友人に協力をお願いすることも検討してみましょう。
信頼できる家族が愛犬の世話を手伝ってくれるだけで、負担はぐっと軽減されます。定期的に協力をお願いすることで、計画的な介護が実現可能です。
④老犬介護士にお願いする
最近では、老犬介護士という専門職が注目を集めています。
資格を持ったプロが愛犬のケアをサポートしてくれるため、安心して任せられます。通院の付き添いや日常のケアを依頼できるので、仕事で忙しい
日でも心配するストレスが軽減されるでしょう。
費用はかかりますが、あらかじめ愛犬が若いころから貯蓄しておくことでカバーできます。
⑤老犬介護士の資格を取る
自分自身が老犬介護士の資格を取るという選択肢もあります。
資格取得を通じて、愛犬へのケアの質を高めるだけでなく、将来的に同じように困っている飼い主をサポートする仕事に繋げることも可能です。通
信講座やオンライン学習などで手軽に資格取得を目指せるので、ぜひ検討してみてください。
老犬を介護しているみなさまへ
あなたの愛犬には、あなたしかいません。老犬になってもその思いは変わらないです。
あなたの愛犬があなたを選んだのではなく、あなたがその子と人生を共にしたいと選んだはずです。なので、大変なことは多いと思いますし、ただ頑張れという言葉だけではどうにもならないこともあります。
ただ、どうか最後まであなたの愛犬の面倒を見て、愛情を注いであげてください。老犬になって目が見えなくても、耳が聞こえなくても、あなたのことが大好きなのです。