
犬の健康維持や症状改善のためのサプリメントは、近年開発が進みひと昔前とは比べ物にならにくらいクオリティーが高くなってきました。
今回は犬のサプリの中でも利用者が多く、ネットでの評判も高い「ヘパアクト」に関してを紹介していきます。
「ヘパアクトってどんなサプリメントなの?」
「ヘパアクトは犬の胆泥症に効果があるって本当?」
「ヘパアクトの効果や副作用は?」
など、初めてヘパアクトを使用してみよう思う飼い主様は疑問を抱くと思います。このページでは、へパアクトが犬の胆泥症に効果があるのか、副作用はあるのかに関して深堀りしていきます。
犬のサプリ「ヘパアクト」とは?
ヘパアクトは、犬猫用の肝臓機能をサポートする目的で作られたサプリメントです。
日本の獣医師により設計されたサプリメントなので、信頼性が高く多くの飼い主様が愛犬に利用しています。3つの成分が犬の肝臓機能をサポートするので、肝機能に障害がある犬や血液検査で肝機能の数値がちょっと気になる子におすすめです。
・天然酵母
・マリアアザミエキス(シリマリン)
・水溶性クルクミン
※各成分が具体的にどのような効果があるのかは、次の項目で詳しく説明します。
稀ではありますが、サプリの成分に対してアレルギー反応を起こす犬もいるので、ヘパアクトの栄養成分表と原材料すべてを記載しておきます。アレルギーが多い子は、念のため確認しておきましょう。
栄養成分表
水分 22.8mg | 粗繊維 41.4mg |
粗タンパク質 248.4mg | 粗灰分 32.4mg |
粗脂肪 42.0mg | ナトリウム 0.04mg |
※上記はヘパアクト2粒あたりの成分表です(600mg)
原材料
- 酵母
- マリアアザミエキス(シリマリン)
- 水溶性クルクミン
- 魚類ペプチド
- 結晶セルロース
- ステアリン酸Ca
- 二酸化ケイ素
- CMC-Ca
ヘパアクトの効果
それでは、ヘパアクトの犬への効果について深堀りしていきます。
ヘパアクトは犬の肝機能をサポートするために獣医師が設計したサプリで、肝機能の回復・補助が期待されます。注意が必要なのは、ヘパアクトはサプリメントだということ。
何か肝臓の病気を治すための特効薬ではないので、あくまでも肝機能をサポートする目的としてご使用ください。サポートとしての効果は期待できます。
以下のような症状がある場合は、獣医師に診断してもらったうえでヘパアクトの服用を検討してみてください。
・小肝症
・慢性肝炎
・肝硬変
・肝脂肪症
・中毒性肝炎
・老化による肝機能の低下
・中毒性の物質の誤飲
・ストレスによる肝臓への負担
・免疫介在性肝疾患
など
その他の肝臓系の疾患にも効果を発揮することもあるので、服用前は必ず獣医師の診断を受けてください。
ヘパアクトに副作用はある?
ヘパアクトは獣医師の監修もと製造された安全なサプリメントですが、場合によっては副作用がでてしまう犬もいます。
ごくまれに以下のような副作用を発症するケースがあるので、注意してください。
- 嘔吐
- 下痢
- 食欲不振
- 皮膚のかゆみ・赤み
- 発疹
- 顔や口の腫れ
- 肝機能への影響
- 薬との相互作用
へパアクトの副作用は主に、胃腸の不調(嘔吐・下痢)がほとんどです。アレルギーが多い犬の場合は、皮膚に副作用が出たり、場合によっては重度のアレルギーショックを引き起こすこともあります。(可能性としては極めて低いです)
愛犬の肝機能に不安がある場合は、念のため獣医師に相談した上でヘパアクトを服用してください。その際に、どのくらいの期間服用するかも合わせて相談しておきましょう。
犬の胆泥症(たんでいしょう)の症状
犬の胆泥症は、ひとことで言うと「胆嚢に泥状のものがたまる病気」です。
多くは高齢の犬に発症する病気ですが、中年期(5歳~6歳)でも胆泥症にかかってしまう犬もいます。胆泥症は症状が無いことが多く、日常の生活からでは気づきにくい曲者な病気です。
健康診断のエコー検査でないとなかなか気づけないので、年に1回はエコー検査もふまえた健康診断を受けましょう。老犬の場合は、理想は半年に1回の健康診断です。
以下に犬の胆泥症の症状をまとめたので、日常の様子から当てはまる場合は一度獣医師に診断してもらってください。
・発熱
・食欲不振(急に食欲がなくなった)
・嘔吐
・下痢
・腹痛
・黄疸(皮膚が黄色みがかる)
・元気がない
・体重減少
・尿の異常な色(濃い黄色、茶色)
胆泥症は、放置しておくと胆嚢炎や胆のう破裂など、とても怖い病気に進行してしまう可能性もあります。取り返しがつかなくなる前に、上記のような症状がある場合は獣医師に診断してもらってください。
胆泥症の治療方法
胆泥症は、健康診断時や症状が合って診断した際の「エコー検査」で確定診断をします。
エコー検査と聞くと「高い...。」と思うかもしれませんが、病院によって料金の変動はあれど3000円程度でできます。胆泥症を診断するまでの流れは、以下の通り。
①エコー検査(腹部超音波検査)
②胆泥の量や胆嚢の大きさ、合併症の有無を確認
③リスクの評価
④治療方針の決定
上記の流れで、犬の胆泥症の確定診断を行います。確定診断がされたあとは、治療に入っていきます。
基本的に犬の胆泥症は、胆汁の流れを良くして胆汁の排出を促す目的として「利胆剤」を使用することが多いです。また、ウルソやトレピブトンを利用することもあります。
犬の健康状態やそのときの状況に応じで薬は使い分けられるため、一概にこの薬を使用すると決められたものはありません。
胆泥症を発症している犬の多くは、肝機能も何かしら影響を受けているケースが多いので、同時に肝機能を回復させる処置も行います。ただ、胆泥が少なかったり、他の病気が併発していない場合は特別な治療は行わずに、経過観察するケースもあります。
胆泥症の治療中の食事
胆泥症と診断された場合は、食事に注意するように獣医師に言われることがあります。
高脂肪の食事は直接胆泥症の原因となっている可能性もあり、高脂肪な食事は肝臓にも負担がかかります。なので、獣医師と相談したうえで、低脂肪のドッグフードでしばらくは様子を見るのがいいでしょう。
また、犬用のおやつや果物、いもなどにも糖分が多く含まれているので、ドッグフードだけではなくおやつも低脂肪なものを選んであげてください。
犬の胆泥症はヘパアクトで治る?
結論からいうと、犬の胆泥症はヘパアクトでは治りません。
先述した通り、ヘパアクトは犬の肝臓機能をサポートするためのサプリメントだからです。ただ、ヘパアクトは犬の胆泥症に効果は無くても、胆泥症の合併症に効果があると言われています。
胆泥症を発症すると、高い確率で肝臓にも何かしら影響していることが多いです。そのため、肝臓をサポートする目的で胆泥症と診断されても、ヘパアクトを処方されることがあります。
もしも、胆泥症を治療する場合は、ヘパアクトと同じくらい知名度がある「ウルソ」を使用することが多いです。
胆泥症といっても犬によって症状が違うので、治療する際はかかりつけの動物病院で相談してください。
ヘパアクトで愛犬の肝臓をサポートしよう!
ヘパアクトは胆泥症を直接治療するものではなく、胆泥症を発症した際に併発する可能性がある肝機能障害の治療に用いられる薬です。血液検査で肝機能の数値が高かった場合は、ヘパアクトの仕様を検討してもいいと思います。
近年、犬のサプリメントの研究・開発は急速に進んでいるため、犬に合ったサプリメントは比較的簡単になってきました。あなたの愛犬の事をよく知る獣医師に相談し、愛犬に最適な治療を受けましょう。
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